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【スーダン】WHO「生物災害のリスク」懸念 “病原体の研究所”占拠 感染が広がる危険性は…
武力衝突が起きているスーダンで、首都・ハルツームにあるコレラ菌などの病原体を保管する研究所が占拠され、WHO(=世界保健機関)が「生物災害が起きるリスクが高い」と懸念しています。どんな危険性があるのか、専門家に聞きました。
◇◇◇
25日、スーダンの首都・ハルツーム近郊にある病院で、いたるところに血の痕が残されている様子が撮影されました。
撮影者
「今、医療センターにいるが、ケガ人がたくさんいる」
病院職員
「(砲弾が)爆発して、席に座っていた患者は全員、ヒザから下を負傷しました」
25日正午頃に砲撃を受け、少なくとも20人がケガをしたといいます。
病院職員
「負傷者には妊婦や、他の女性もいました」
◇◇◇
スーダンでは、軍と準軍事組織「RSF」との間で武力衝突が続いています。両者の間で、一時停戦が合意されていましたが、住民は「安心できません。今も銃声や他の武器の音が聞こえてきます」と話しました。
そうした中、気がかりな情報があります。
WHOスーダン代表
「麻疹やコレラが保管された研究所で、『バイオハザードのリスク』が高まっている」
ロイター通信によると、WHOの現地担当者が、ハルツームにあるコレラ菌などの病原体を保管する国立の研究所が占拠されたと明らかにしたのです。
WHOスーダン代表
「ハルツームでは電気が止まっていて、(病原体を)管理する技術者がいないため、リスクが高い」
技術者が追い出され、研究所は安全に管理できる状況が維持できていないといいます。WHOの担当者は、病原体が外部に流出し、バイオハザード(=生物災害)が起きるリスクが高いと懸念を示しています。
病原体の扱いに詳しい専門家は、知識のない人が病原体を扱うことで感染が広がる危険性を指摘します。
国立長寿医療研究センター研究所・バイオセーフティ管理室 錦見昭彦室長
「コレラなどは(危険度)4段階のうち下から2番目で、適切に取り扱えばそれほど危険なものではない。治療法がよくわかってなく病原性・伝染性が高いものが環境中に出てしまった場合は、感染が全体に広がって、非常に多くの方が亡くなってしまう事態もあり得る」
研究所を占拠したのが軍なのか、「RSF」なのかは明らかにされていません。
人々に迫る新たな危険。15日から始まった武力衝突では、これまでに459人が死亡し、4000人以上がケガをしています。
(2023年4月26日放送「news every.」より)
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