「月面へ衝突した可能性が高い」HAKUTO-R 民間初の月面着陸は失敗 ispaceは次なる目標に意欲|TBS NEWS DIG
民間初として注目された月面着陸は失敗に終わりました。日本の宇宙ベンチャー「ispace」は、きょう未明に予定されていた着陸船の月への着陸について、「月面に衝突した可能性が高い」と発表しました。
今回の月面着陸は「HAKUTO-R」と名付けられたispaceの月面探査プロジェクトの第1弾で、月への着陸が成功すれば民間としては世界初の快挙となることから注目されていました。
「ispace」が開発した月面着陸船は、月の軌道から高度を下げ、午前1時40分すぎに月面に着陸する予定でした。
ispaceによりますと、着陸の最終段階に入ったことを示す信号は受信しましたが、予定時刻を過ぎても“着陸信号”を受信できなかったということです。
着陸船の高度が下がる速度が急速に速くなったことや、燃料が無くなったと推定されることから、「着陸船は最終的に月面へ衝突した可能性が高い」としています。
ispace 袴田武史 CEO
「着陸の直前までのデータを獲得できた民間企業は我々のみだと思う。その点において、世界に先駆けてデータを獲得できたと思う」
一方、ispaceは今回のプロジェクトでは着陸船が月の軌道上を周り、月に向かうまでの段階は成功したとしていて、その後も着陸の途中までのデータは集めることができているということです。
月面探査プロジェクトは来年と再来年にも着陸船の打ち上げが予定されています。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/KsJ2gNj
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/R0hn1Xx
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/Z5FENeA
コメントを書く