【逮捕】リサイクルショップ強盗の主犯格か フィリピンに逃亡の男
2020年に三重・四日市市で起きたリサイクルショップの強盗事件で25日、警察はフィリピンに逃亡していた男を強盗の疑いで逮捕しました。
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25日午後3時半ごろ、成田空港で矢野洋平容疑者（43）が捜査員に連行されていました。その後、三重県へと移送される予定の矢野容疑者は、連行されているにもかかわらず、笑みを浮かべているように見えました。
矢野容疑者は、日本から遠く離れたフィリピンに逃亡していました。きっかけとなったのは、2020年2月に三重・四日市市のリサイクルショップで発生した強盗事件です。
警察などによると、矢野容疑者はSNSを通じて知り合った男と共謀し、男性店長に催涙スプレーを吹きかけた上で「殺すぞ」などと脅し、現金約88万円と金貨など256万円相当を奪った疑いが持たれています。
共犯の男はすでに逮捕され懲役5年の実刑判決を受けていて、警察は矢野容疑者の行方を追っていました。
今年1月、フィリピンに滞在していた矢野容疑者を、日本側から要請を受けた現地当局が身柄を拘束。25日に送還され、飛行機が日本の領空内に入ったところで逮捕されました。
調べに対し矢野容疑者は容疑を認めた上で、動機については「収入が全くなく、なんとかして金の工面をしなければならなかった」と供述しているといいます。
警察は今後、矢野容疑者が3年前の強盗事件の主犯格とみて詳しく調べる方針です。
（2023年4月25日放送「news every.」より）
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