超高学歴でトレードマークは“お辞儀” 兵庫・芦屋市で最年少市長誕生へ 明石市は“泉路線”を継続
初当選・高島崚輔さん(26)
「一番若いということは、一番身近であるということだと思うので、きっちりと仕事をしていきたいと思います」
関西各地で“新しい風”も吹きました。
23日夜、深々とお辞儀をしていたのは、兵庫県の芦屋市長選挙で初当選した高島崚輔さん。
これまでの最年少記録を、大きく塗り替える26歳と2か月の若さで市長選挙に勝利しました。
高島さんは、全国トップクラスの進学校として、有名な灘中学校、高校を卒業。東京大学を経て、アメリカのハーバード大学を卒業しました。
これまでに政治経験はなく、政党からの推薦もない高島さんのトレードマークは……。
体を90度近くに曲げる“お辞儀”です。
さらに……。
(TikTokより)
「ハーバードでカンニングする人いるんですか?」
「それは絶対にあかん」
SNSを駆使するなど、若さを前面に打ち出し、終わってみれば、現職を含む3候補を大きく引き離しての圧勝となりました。
24日、市役所で、当選証書を受け取った高島さん。
高島さん
「年齢ではなく、しっかりと結果をだす。世界で一番住み続けたい街に芦屋をする。市民一人ひとりの声をうかがい、対話を軸に街づくりを進める」
史上最年少の“超高学歴市長”について芦屋市民は……。
芦屋市民
「キャリアも何もなくて、市会議員もせずにどうかと思う」
「いろいろチャレンジする精神は、フレッシュさとかあると思うので期待している」
一方、明石市長選挙で、市民が選んだのは“泉路線”の継続でした。
暴言問題の責任をとって、政治家を引退する泉房穂市長から後継指名を受けた丸谷聡子さん(59)が初当選しました。
丸谷さん
「泉市長からこうしてバトンを渡していただくことができて、本当にほっとしている。この泉市政を絶対に継承し、続けていかないといけないという強い思いで、市民の皆さんは私の名前を書いてくれたのだと思う」
泉市長が取り組んだ、独自の子育て支援に支持が集まった結果と、なりました。
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