【独自】日本人を含む国連職員と家族、きょうにもスーダンから退避 400人以上が死亡、停戦期間中も銃声響く|TBS NEWS DIG
アフリカ北東部のスーダンで続く軍事衝突を受け、日本人を含む国連の職員とその家族が、きょうにもスーダンから退避することが分かりました。一方、自衛隊の輸送機も周辺国のジブチに到着しました。
防衛省によりますと、スーダンにいる日本人およそ60人の退避のための航空自衛隊の輸送機や、空中給油・輸送機合わせて3機がきょう未明までにスーダン近くのジブチに到着したということです。
スーダン国内の空港までの陸上輸送についても検討が進められていて、これが実施されれば初めての任務となります。
一方、軍と準軍事組織「RSF」との間では、現地21日から3日間の停戦合意が発表されていますが、きょうにも日本人を含む国連職員とその家族が、スーダンから退避することがJNNの取材で分かりました。
陸路で北東部のポートスーダンに向かい、空路で退避する予定です。
各国も退避の動きを加速させています。
ロイター通信は、さきほど、アメリカ大使館員の退避が「成功した」と関係者の情報を元に報じました。
スーダンの準軍事組織「RSF」もアメリカの外交官や家族の安全な帰国のため、「必要な手配をした」と発表しています。人道に配慮する姿勢をアピールする狙いとみられ、対立するスーダン軍も各国の退避に必要な支援を行うとしています。
これに先立ち22日、サウジアラビア政府が、国民が友好国の国民とともに帰国したと発表しました。
スーダンでは衝突から1週間がたちましたがこれまでに400人以上が死亡していて、停戦期間中も銃声が響き、収束の見通しはたっていません。
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