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「一気にびよーん」タケノコ豊作 店頭にズラリ“巨大サイズ”も(2023年4月19日)
■「一気にびよーん」タケノコ豊作
都内のスーパーで案内してもらったタケノコは。
秋葉弘道社長:「見ての通り、ほんとだったら太くて、こういう感じ」
今年は、例年より長く伸びたタケノコが増えているといいます。
買い物客:「大きいのはこんなの買った」「タケノコご飯作りました。値段も安かった」
旬の食材のうれしい成長。山口県では、こんなビッグサイズのタケノコまで販売されるほど。しかし、なぜこうした大きなタケノコが増えているのでしょうか。
秋葉弘道社長:「急激な暑さありましたよね。一気にビヨーンと伸びた」
急激な暑さの影響、さらに。
秋葉弘道社長:「業界では表と裏という」
なんと、タケノコに裏と表が存在。地域によって豊作の年と凶作の年がほぼ隔年繰り返され、タケノコの収穫量に差が出てくるといいます。タケノコの生育に詳しい東京農業大学の江口学長に聞きますと、タケノコの生育にはある一定の条件が必要だといいます。
東京農業大学・江口文陽学長:「タケノコの肥大期(10月~12月)で土の中での冬の時期。そして、タケノコが発生する春の時期の発生期(2月~4月)。温度があまり下がらず、しっかり温度帯をキープしているとタケノコは非常に大きく成長していく」
■好条件のカギは“3月の13℃”
タケノコの成長に必要な一つの条件は、3月下旬から平均気温が13℃前後になること。実際、東京では3月下旬から平均気温は13℃を前後し、好条件が整っていました。
東京農業大学・江口文陽学長:「タケノコは(暖かさで)非常に肥大・伸長成長しやすくなる」
タケノコの成長速度はとても早く、条件が整うとニョキニョキと伸び続け、たったの4時間ほどでご覧の通り。農林水産省によりますと、たったの一日で「孟宗竹」は119センチ。さらに「真竹」では121センチも伸びたと記録されたといいます。しかし、タケノコの出荷量は産地で違うようで…。
凶作が予想される金沢市では、今年のタケノコの豊作を願うほど。石川県内の去年のタケノコの出荷量はおよそ450トン。それに比べて今年の見込みは200トンほどだといいます。
東京農業大学・江口文陽学長:「例年より1週間~3週間ほど早く産地から送られてくる場合も。シーズンが終わるのも早い。ただ、高い山にある竹林を探せば、まだ(タケノコが)残っていることも」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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