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【倒木がテント直撃】“危険な木”見分けるポイントは「葉」(2023年4月17日)
キャンプ場で木が倒れ、夫婦が下敷きとなり、29歳の妻が死亡した事故。キャンプ場の従業員は「毎日確認していた」と話していますが、安全管理に問題はなかったのでしょうか。
■18メートルの大木 根本から折れて直撃
死亡事故から一夜。施設は臨時休業となり、静けさに包まれていました。痛ましい事故は、神奈川県相模原市の山間にある「新戸キャンプ場」で起きました。
通報(きのう午前3時22分):「テントに木が倒れて、男女が挟まれている」
警察が駆け付けたところ、根元から折れた木がテントを直撃。中で寝ていた夫婦が下敷きになったといいます。一体、どれほどの衝撃だったのでしょうか。妻の中村まりなさんは搬送された病院で死亡が確認されました。夫(31)も、胸の骨を折るなどの重傷です。なぜ大木は、根元から倒れたのでしょうか。
■突然の倒木 原因は「根腐れ」か
警察が原因とみているのが「根腐れ」です。
日本オートキャンプ協会、公認指導者・上田洋平氏:「酸欠になった状態を根腐れ。(根腐れは)酸素が土に行き渡らなくなって起こる。今回のように、川の近くは根腐れのリスクは高まる」
施設側は1日2度点検を行い、事故前日の見回りでも問題はなかったと話しています。そもそも、民間のキャンプ場の管理については、細かなルールが定められていないといいます。どう対策すればいいのでしょうか。
■“危険な木”見分ける方法は「葉」
危険な木をどう見分ければいいのでしょうか。注目は「葉っぱ」です。
日本オートキャンプ協会、公認指導者・上田洋平氏:「落ち葉の季節でないのに落葉していたり、新緑の季節なのに新しい葉がないなど」
確かに、今回倒れた木も新緑の季節にもかかわらず、枝に葉っぱは付いていませんでした。事故を受け、相模原にある市営のキャンプ場では、緊急点検が行われました。施設でも日々の点検を欠かしていませんが…。
相模原市観光・シティプロモーション課、臼井秀治さん:「葉が何もない状況。枯れている」
市が17日に点検した2カ所のキャンプ場では、倒木の危険性はないものの、枯れかかっている枝なども確認できました。
相模原市観光・シティプロモーション課、臼井秀治さん:「枯れ枝は剪定(せんてい)する。ゴールデンウィーク間近でピークになるので、近日中に対応する」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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