首相演説直前に爆発 男の自宅を約8時間半にわたり捜索、段ボール箱20個分の証拠品押収 男は黙秘
15日、和歌山市で、岸田首相が襲撃された事件で、警察は、逮捕された男の自宅を約8時間半にわたって捜索し、証拠品などを押収しました。
15日、和歌山市で、岸田首相が演説する直前に爆発物が投げ込まれた事件で、警察は、兵庫県川西市に住む木村隆二容疑者(24)を、威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕しました。
木村容疑者は、警察の調べに黙秘しているということです。
木村容疑者を知る人「おとなしい感じ。1人で机座っているようなイメージ」
警察は、16日午前1時前から、約8時間半にわたり、木村容疑者の自宅を捜索し、段ボール箱約20個分の証拠品などを押収しました。爆発物が見つかる可能性もあったことから、警察は、近所の人に避難を求めました。
すぐ裏手に住む人「びっくり。もしものことがあったらなので、警察の言うことを聞いておかないといけないかと思って」
警察は、爆発物が投げ込まれた現場で見つかった金属製とみられる筒や、取り押さえられた木村容疑者が持っていた筒は、木村容疑者が自ら作った爆弾の可能性があるとみて、慎重に調べを進めています。
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