晩婚化や少子化に影響も?若者の格差拡大が明らかに(2022年2月9日)
岸田総理大臣:「市場に依存しすぎたことで、公平な分配が行われず、中間層の所得が減少し、格差や貧困が拡大するなどの弊害も明らかになりました。賃上げ等の分配を、次の成長につなげることで」
今国会でも、成長と分配を掲げる岸田政権。そんななか、7日に発表された内閣府の調査で、25歳から34歳の若い世代間のなかで、所得格差が広がっていることが浮き彫りになりました。
調査では、単身世帯の年収が360万円と変化がない一方で、夫婦共働きなどで600万円以上の世帯の割合が上昇。
内閣府は格差の拡大について、非正規雇用者の増加が背景にあるとし、世帯所得が500万円未満の世帯では、子どもを持つという選択が難しくなっていると、分析しています。
そして、格差の広がりはこの25歳から34歳の世代にだけ見られる現象との結果も。
なぜ、若い世代にだけ・・・。
ツイッターでは「スキルで差がつくのは仕方がない」「努力してチャンスをつかめばいい」。
一方で、「早急な対策を。若者にがんばれという段階は過ぎた」「まず親の貧困から考えるべき」。
こうした状況に政府は。
岸田総理大臣:「若者世代の負担増の抑制。また子育て支援など社会保障制度を支える人を増やし、能力に応じてみんなで支え合う」
若者の格差が広がった背景には、何があるのか。格差をなくすためには、何が必要なのか・・・。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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