【福島市5人死傷事故】97歳被告に有罪判決「超高齢者で運転自体を差し控えるべきだった」
去年、福島県福島市で5人が死傷した事故の裁判で97歳の被告に禁錮3年、執行猶予5年の判決が言い渡されました。
過失運転致死傷の罪に問われていたのは福島市の波汐國芳被告97歳です。
判決によりますと波汐被告は去年11月、福島市で乗用車を運転しブレーキとアクセルを踏み間違え、歩道を歩いていた女性など5人を死傷させました。
検察側が禁錮3年6か月を求刑し、弁護側は情状酌量を求めていました。
福島地方裁判所の三浦隆昭裁判長は「超高齢者で、自動車の運転自体を差し控えるべきだった」として禁錮3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。
（2023年4月12日放送)
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