イラン「女性のスカーフ着用」監視強化のため公共の場所にカメラ設置へ(2023年4月9日)
イラン警察は、頭を覆うスカーフ「ヒジャブ」を適切に着用しない女性を特定して処罰するため、公共の場所に監視カメラを設置すると発表しました。
イランでは去年9月、「ヒジャブ」の被り方が不適切だったとして22歳の女性が拘束され、その後、死亡したことをきっかけに大規模なデモが相次ぎ、多くの死傷者が出ました。
ロイター通信によりますと、デモ以降、抗議の意思を示すために「ヒジャブ」を着用しない女性が増えているということです。
こうした状況を受けてイラン警察は8日、「ヒジャブ」を正しく着用しない女性を特定して処罰するため、飲食店やショッピングセンターなど公共の場所にカメラを設置すると発表しました。
イラン警察の長官は「高度な技術と機器を用いてヒジャブを着用しない女性を特定する」としています。
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