JR福知山線脱線衝突事故からまもなく18年 現場近くの畑に『生』の文字「事故を忘れないで」

JR福知山線脱線衝突事故からまもなく18年 現場近くの畑に『生』の文字「事故を忘れないで」

JR福知山線脱線衝突事故からまもなく18年 現場近くの畑に『生』の文字「事故を忘れないで」

 JR福知山線の脱線衝突事故から25日で18年となるのを前に、現場近くの畑では「生(いきる)」の文字が浮かび上がっています。

 2005年に乗客106人が亡くなった兵庫県尼崎市の脱線事故現場の近くでは、畑を所有する萩本啓文(ひろふみ)さん(69)が、大根の白い花で「生」の文字を描いています。

 この文字には、犠牲者の追悼とともに、「今、『生』きている人、これから『生』まれてくる人が事故を忘れないでほしい」との思いが込められていて、走行中の電車から見ることができます。

 脱線事故を巡っては、JR西日本が事故車両の保存方法を検討してきましたが、事故の記憶や教訓を残すため、大阪府吹田市の社員研修センターに専用の施設を整備することを決め、今年2月から建設を始めています。

読売テレビニュースカテゴリの最新記事