大阪・関西万博で社会課題を話し合う場を! 万博で実現したい夢を7万人の子どもたちが“提言”

大阪・関西万博で社会課題を話し合う場を! 万博で実現したい夢を7万人の子どもたちが“提言”

大阪・関西万博で社会課題を話し合う場を! 万博で実現したい夢を7万人の子どもたちが“提言”

 2年後に開催される大阪・関西万博に向けて、7万人の子どもたちの声が“提言”としてまとまりました。

 「子どもたちの代表として、以下の提言を提出させていただきます」

 2年後の万博に向けてー。未来を担う子どもたちの思いが寄せられました。

 提言書には、フードロスや環境問題など現在、私たちが直面している社会課題を話し合い、行動できる場所を作ってほしいと、万博で実現したい子どもたちの夢が盛り込まれています。

 この取り組みは、大阪・関西万博に参加する子ども向けの職業体験施設「キッザニア」などが行いました。

 SDGs(継続可能な開発目標)の活動に参加した約7万人の子どもたちの“未来の社会”をより良くするための意見やアイデアをまとめ、万博を運営する日本国際博覧会協会に提出しました。

 参加した子どもたちはー。(Q:どんな万博になってほしいですか、2年後?)
 「外国とか日本の色々な遊びをして、笑って万博を過ごしたいです」
 「みんなでワイワイできる文化とかもみんなに広める万博になってほしい」

 5日は大阪府と大阪市が出展するパビリオンに参加する「ロート製薬」がテーマの1つ「再生医療」を楽しく学んでもらおうと、口の中から取った細胞を顕微鏡で見るワークショップも行われました。

 日本国際博覧会協会機運醸成局・西貝宏伸担当局長「未来をつくっていくのは子どもたちですから、万博も子どもたちと一緒に作っていきたい。来ていただいて、生涯残るような思い出を持ち帰っていただきたい」

 一方、万博を巡っては会場内の決済を全てキャッシュレスにし、現金を扱わない方針にすることが関係者への取材でわかりました。

 クレジットカードや交通系ICカード、QRコード決済のほか、独自の電子決済アプリも導入し、現金のやりとりをなくして、混雑を緩和する狙いがあるということです。

 来週木曜日(13日)には開幕まで丸2年となる中、子どもたちをはじめ、多くの人たちが参加できる万博にするための準備が進められています。

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