「コロナ時期の数倍増えた」中国の“祖先供養の日”「清明節」で各地混雑…背景には感染爆発による死者数増加も|TBS NEWS DIG
きょう、中国は亡くなった人を弔う清明節です。墓地には例年以上に多くの人が訪れているのですがそのわけとは。
けさ、北京市の郊外では、あちこちで花を売る人の姿がありました。そのわけは…
記者
「多くの人が墓参りに訪れています。駐車場は満車状態です」
きょうは祖先を供養する日「清明節」。多くの人が墓参りに訪れる日なのです。
仏花販売店の店員
「毎日、車が渋滞するほど人が多いです。(墓参りの人は)コロナの時期の数倍以上に増えました」
コロナの感染拡大を警戒し、去年まで墓地への入場が制限されていたことから、4年ぶりに墓参りをする人が多いといいます。
混雑の原因はそれだけではありません。
仏花販売店の店員
「(Q.墓参りが多いのは年末のコロナの影響も?)確かにそういう原因もあると思います」
中国では去年12月にゼロコロナ政策を転換して以降、感染爆発が起き、8万人以上が死亡。実際の死者数はさらに多いとされることから、今年は例年以上にたくさんの人が墓地を訪れているとみられます。
そんな中、混雑緩和のため、こんな対策が…
記者
「北京市では、亡くなった人へのメッセージをインターネット上で送る『オンライン墓参り』を呼び掛けています」
オンライン墓参りです。無料で追悼メッセージを送るほか、献花したり線香をあげたりする機能もあります。
ゼロコロナ政策の転換で多くの死者を出した中国。今年の墓参りは、その死者を悼む一日にもなっています。
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