札幌の大雪 市民生活への影響続く

札幌の大雪 市民生活への影響続く

記録的な大雪に見舞われた札幌では、きょうもJRが運休するなど市民生活への影響が続いています。

記者
「札幌駅の上空です。複数の作業員がスコップなどを使って手作業で、除雪作業を行っています」

JR北海道は除雪作業のため、きょうも始発から札幌駅を発着するすべての列車の運転を見合わせ、特急を含む631本の運休を決めています。

利用者の多い小樽・新千歳空港間は、今夜の運転再開を目指し除雪作業が進められています。札幌市東区では信号機が雪で見えなくなり、歩道も雪の壁で途絶えています。

記者
「通勤時間帯ですが、バス停に人の姿はありません。一部路線ではバスの運休が続いています」

路肩に積もった雪で、道幅が狭くなっているため、札幌市内は至る所で渋滞が発生しています。この大雪の影響で家庭ごみの収集が間に合わず、札幌市は北区と東区の住民に対し、きょう収集予定のごみを出さないように呼び掛けています。
（08日11:07）