【五輪汚職】KADOKAWA元担当室長 初公判で“贈賄”認める(2023年3月30日)
東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で賄賂を渡した罪に問われた出版大手「KADOKAWA」の元担当室長が初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めました。
「KADOKAWA」で東京大会の担当室長だった馬庭教二被告(63)は、大会スポンサーの選定などに関して組織委員会の元理事・高橋治之被告(78)におよそ6900万円の賄賂を渡した罪に問われています。
30日に東京地裁で開かれた初公判で、馬庭被告は起訴内容について問われると「間違いありません」と認めました。
検察側は冒頭陳述で馬庭被告が会社の法務担当者から高橋被告側への支払いが「贈賄罪に当たり得る」との指摘を受けていたと指摘しました。
支払いについて報告を受けた元会長の角川歴彦被告(79)は「ちゃんとやれよ」「君たちはやりたいの?やりたくないの?チャレンジしたくないの?」などと発言したということです。
また、法廷では馬庭被告の「罪の意識と不安から東京大会を見ても心から楽しむことはできなかった」との供述調書も読み上げられました。
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