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和牛ステーキの培養に挑戦! 大阪大学と大手企業が新たな研究チーム立ち上げへ
食料不足を解決する一手として世界的に注目を集める培養肉について、大手企業らがタッグを組み、新たな研究チームを立ち上げました。
29日行われた記者会見。大学院の教授に食品加工メーカーや印刷会社などの担当者らが集まり発表したのは…。
大阪大学大学院・松﨑典弥教授「皆さんでイノベーションを起こしながら培養肉というものを世界に発信していきたい」
今注目の「培養肉」に関する研究チームの立ち上げです。
牛や豚などの動物から取り出した細胞を使って人工的に作る培養肉。世界的な食料不足を解消する一手として期待されています。
一昨年、大阪大学を中心に牛の筋肉や血管を3Dプリンターで作り、束ね合わせる技術を開発。そして、今回は―。
松﨑教授「島津製作所に力をお借りして自動的に培養肉を作る装置開発の共同研究をスタートさせました」
業界の垣根を越え、研究を加速させることで実際の肉に近い味や食感を持つ培養肉を効率的に作ることを目指しています。
精密機械メーカーに製造工程の自動化を担ってもらい、食品加工メーカーには良質な牛の細胞の採取や物流・販売を、印刷会社には、商品になった際の包装やパッケージの加工を担当してもらいます。
松﨑教授「全ての畜産がストップして、それが培養肉に変わることはありませんけど、そこに新しく環境とかにも配慮した形の培養肉が新しい選択肢として出てくるというのを期待しています」
このチームは、これから和牛のステーキの培養に挑戦し、2025年の万博では培養肉を作る機械の展示や一般人に試食を提供することを予定しています。
「シグマクシス」の桐原慎也ディレクター「(万博には)日本だけでなく世界から(人が)来ますし、これからの次世代を担う若い方もたくさんいらっしゃると思うので、培養肉についての理解、生活者の方への理解を促進したいと思っています」
「未来の食」として開発の進む培養肉。私たちの食卓に出てくる日が近づきつつあります。
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