【自宅から白骨遺体】「中学校の同級生殺して埋めた」37歳男の素顔は(2023年3月30日)
横領事件で逮捕された37歳の男の自宅から白骨化した遺体が見つかった事件で、被害者は男の中学校の同級生とみられることが分かりました。2人はどのような関係だったのでしょうか。男は「頻繁に寝泊まりに来ていて、金銭トラブルになった」と供述しているということです。
■“中学校の同級生殺して埋めた”
29日、千葉県木更津市の住宅の庭から見つかった白骨化した遺体。この住宅に住んでいるのは自称・無職の小川順也容疑者(37)です。
小川順也容疑者:「十数年前に知人を殺して、自宅の庭に埋めました」
今月19日、小川容疑者自らそう110番通報し、供述通りに見つかった遺体。30日に本人を立ち会わせて現場検証が行われました。見つかった白骨化した遺体を司法解剖した結果、死因は不詳。男性の可能性があり、年齢は20代から40代とみられるということです。
小川容疑者は自ら110通報した際、自治会費を横領したとも話したことから翌20日、業務上横領の疑いで逮捕されましたが、横領について自治会への釈明に困ったため、知人を殺したという通報をしたということです。自治会費を使い込んだ理由については生活費に充てていたと話しています。
近所の人によると、庭の草は人の背丈ほどまで伸びていて、人を寄せ付けず家の中の様子も分からなかったといいます。
小川容疑者を知る人:「(Q.(容疑者は)ずっとこの場所に住んでいる?)そうですね。(昔の)家族構成はおじいさんとおばあさんと、お父さんとお母さん、妹」「(Q.今は?)だいぶ前から(小川)順也容疑者1人だけだね」
■「消防団やっていた」素顔は?
庭から見つかった白骨化した遺体について、小川容疑者は中学時代の同級生とし、次のような趣旨の話をしています。
小川順也容疑者:「頻繁に寝泊まりに来ていて、金銭トラブルになった」
殺害した時期については、およそ15年前と話しているということです。小中学校の同級生は…。
小川容疑者の小中学校の同級生:「おとなしいというか、とにかく目立たない子という印象。見た目が小さくて華奢(きゃしゃ)でニコニコしているイメージがある」「(Q.友人関係はどうだった?)皆と仲良くというタイプではない」
小川容疑者の印象について近所の人は…。
小川容疑者を知る人:「いい子なんですよね。普通のいい子ですけど、おとなしい子ですよね」「(Q.不審な感じは?」全然ない。普通の子です。いい子です」「(Q.近所の評判は?)悪くないと思います。消防団とかやっていましたから」
小川容疑者を知る人:「とにかくおとなしくて優しい。気が弱い。少し。何か頼んでも『はい、はい』とやってくれる」
司法解剖では、見つかった白骨化した遺体には頭蓋骨のほか、上半身と下半身の骨に傷や骨折の痕が認められましたが、その原因が生前なのか死後なのかは判別できなかったということです。
警察は、殺人の疑いも視野に捜査を進めています。
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