船頭の男性死亡 船員1人が行方不明 「保津川下り」船転覆(2023年3月28日)
京都府亀岡市と嵐山にかけての川を下る「保津川下り」の船が座礁し、転覆しました。船頭の男性が死亡し、別の船員1人が行方不明となっています。
28日午前11時半ごろ、亀岡市の保津川で「川下りの船が転覆した」と通報がありました。
船には合わせて29人が乗り、午前10時半すぎに出航後、30分ほど下った流れの激しい地点で座礁した後に転覆したということです。
51歳の船頭の男性が心肺停止の状態で搬送され、病院で死亡が確認されました。
また、別の40歳の船員が川に投げ出されて行方不明です。
乗船客25人については全員、安全が確認され、他の船員2人も無事だということです。
組合は座礁当時の川の状況を「水量は通常の範囲で風は強くなく、運航に問題ないと判断した」と説明。船頭ら4人はいずれもベテランだったといいます。
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