保育園に預け忘れ…2歳の娘を車に放置し熱中症で死亡 書類送検の父親は不起訴処分に(2023年3月25日)
大阪府岸和田市で、当時2歳の娘を車内に放置し熱中症で死亡させたとして、書類送検された父親について、大阪地検岸和田支部は嫌疑不十分で不起訴としました。
去年11月、岸和田市に住む2歳の女の子が、保育所の駐車場に止めてあった父親の車の中から意識のない状態で見つかり死亡しました。
警察は、父親について保育園に預け忘れたまま放置し熱中症で死亡させた重過失致死の疑いで書類送検していました。
3月24日に大阪地検岸和田支部は「捜査を尽くしたが起訴に足るまでの事実が認定できなかった」として、父親を嫌疑不十分で不起訴としました。
書類送検の際、警察は、家族らに処罰感情がないことなどを踏まえ、起訴を求めない「寛大処分」の意見を付けていました。
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