【密着】現地で見たものは!? 14歳と12歳”ロヒンギャ難民キャンプ”への旅 『every.特集』
先月、南アジア・バングラデシュを訪れた、中学2年生の鈴木聡真(そうま)さんと妹で小学6年生の杏(あん)さん。向かったのは国境近くの難民キャンプ。ここには隣国・ミャンマーから逃れてきた「ロヒンギャ」と呼ばれる人々が暮らしている。ミャンマーの少数派イスラム教徒、「ロヒンギャ」。2017年にはミャンマー軍などによる武力弾圧が行われ、これまで約100万人がバングラデシュに逃れた。
聡真さんたちは3年前から、“難民キャンプの子どもたちに少しでも笑顔になってほしい”と支援を続けている。キャンプ内の学校を訪ねた2人を待っていたのは、100人以上の子どもたち。子どもたちの手元には、聡真さんたちが2年前に送ったバッグが。
今回、子どもたちに勉強道具や「あやとりひも」などのおもちゃを、手渡しでプレゼントすることができた。2人が、難民の子どもたちを支援するワケとは…。
実は、聡真さんたちが住んでいる群馬県館林市には、約300人の「ロヒンギャ」が暮らしている。近所に住んでいる人もいたことから、聡真さんたちにとって、ロヒンギャ難民はもともと身近な存在だったという。
「ただロヒンギャとして生まれただけで差別や虐待を受けていると聞いて、つらいだろうなと思った」と話す杏さん。
自分たちにも何かできないか…そんな思いで聡真さんたちは、同じ学校に通う一寸木大喜(ちょっき・たいき)くんと悠喜(ゆうき)くん兄弟とともに、3年前、ある行動を起こす。母親たちの協力のもと、支援物資を送るためクラウドファンディングを立ち上げたのだ。キャッチフレーズは「僕たちはみんな同じ」。当初の目標は10万円だったが、想像以上の反響を呼び…最終的には1000人以上から約300万円が集まった。
これまで3年にわたり、勉強道具やカバン・傘などを送ってきた、聡真さんたち。しかし今回は現地へ。そこには強い思いがあった。一寸木大喜くんは「僕たちが難民キャンプに行ければ僕たちが“必要”と思ったものを支援できる」と話す。“本当に必要なものが何か、自分たちの目で確かめたい”。それが現実的な支援につながると考えたのだ。
厳しい生活を強いられている難民と実際にふれあって、聡真さんと杏さんは何を感じたのか。難民の子どもたちの切実な思いとは…。
(2023年3月20日放送「news every.」より)
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