兵庫・相生市の中2男子生徒いじめで自殺、学校は市教委に”解決済み”報告…第三者委員会立ち上げへ
今月、兵庫県相生市の中学校に通う男子生徒が自殺し、市の教育委員会はいじめや教師とのトラブルが原因の可能性があるとして、第三者委員会を立ち上げる方針を明らかにしました。
市の教育委員会などによりますと、相生市立の中学校に通っていた2年生の男子生徒は、3月10日に自殺を図り、翌日に死亡しました。
学校は、この男子生徒が受けた2件のいじめを教育委員会に報告していましたが、いずれも"生徒間で解決済み"と伝えていたということです。
また、教育委員会には、この男子生徒と教師の間でトラブルがあったとの情報も入っていて、学校は先週、他の生徒に対し、男子生徒の最近の様子などを尋ねるアンケート調査を行ったということです。
教育委員会は今後、第三者委員会を設置し、いじめと自殺の因果関係や教師の不適切な指導がなかったかなどを調査する方針です。
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