“史上最年少”20歳8カ月 藤井聡太「六冠」誕生 前人未到「八冠」への意気込みは…(2023年3月20日)

“史上最年少”20歳8カ月 藤井聡太「六冠」誕生 前人未到「八冠」への意気込みは…(2023年3月20日)

“史上最年少”20歳8カ月 藤井聡太「六冠」誕生 前人未到「八冠」への意気込みは…(2023年3月20日)

 将棋の藤井聡太竜王(20)が棋王戦五番勝負の第4局に勝利し、6つ目のタイトルを獲得した。六冠は29年ぶり2人目の快挙で、史上最年少での達成となった。

■序盤から一進一退の攻防…132手までで棋王が投了

 藤井竜王:「(タイトルを)獲得できたという実感が、それほどあるというわけではないんですけど。本当に大変な将棋ばかりだったんですけど、結果を残すことができたというのは、非常にうれしく思っています」

 10連覇中の渡辺明棋王(38)に、藤井竜王が挑戦する棋王戦の五番勝負。

 藤井竜王の2勝1敗で迎えた第4局は、序盤から一進一退の攻防が続いた。

 藤井竜王の地元・愛知県瀬戸市では、ファンたちがパブリックビューイングで勝負の行方を見守った。そして、午後7時25分、ついにその時が訪れる。

 132手までで渡辺棋王が投了し、3勝となった藤井竜王がタイトルを奪取した。

■前人未到「八冠」へ…「実力を少しでも高めて」

 これで将棋の8大タイトルのうち、「竜王」「王位」「叡王」「王将」「棋聖」に加え、今回「棋王」を獲得して「六冠」となった。

 「六冠」は、羽生善治九段(当時24)が獲得して以来、29年ぶり2人目。さらに、史上最年少20歳8カ月での偉業達成となった。

 対局後の会見で、前人未到の「八冠」に近付いたことについて聞かれた藤井竜王は、次のように話した。

 藤井竜王:「直接そこ(八冠)を目指したという意識はありませんし。やっぱり実力的にも、まだ足りないところも多いと思うので。まずは引き続き、実力を少しでも高めていけるよう取り組んでいければと思っています」

(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年3月20日放送分より)
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