生後2か月の息子に暴行を加えて大けがをさせた罪に問われた父親に『無罪』判決(2023年3月17日)

生後2か月の息子に暴行を加えて大けがをさせた罪に問われた父親に『無罪』判決(2023年3月17日)

生後2か月の息子に暴行を加えて大けがをさせた罪に問われた父親に『無罪』判決(2023年3月17日)

生後2か月の長男の頭に暴行を加えて大けがをさせた罪に問われた父親に対して、無罪が言い渡されました。

 カメラマンの赤阪友昭被告(59)は、2017年に当時住んでいた自宅で生後2か月だった長男の頭に暴行を加え、急性硬膜下血腫などの大けがをさせた罪で起訴されました。

 これまでの裁判で、赤阪被告は起訴内容を否認していましたが、検察側は「泣き止ませようとして頭を激しく揺さぶるなどした」として懲役5年を求刑していました。

 3月17日の判決で大阪地裁は「泣き止ませようとしたことと揺さぶったことを結びつけるのは短絡的で、犯行の動機とはならない」としたうえで、「長男には血液凝固に関する持病があった可能性があり、被告の説明のように長男の背中を叩くなどの軽い力で生じたことは否定できない」として、赤阪被告に無罪を言い渡しました。

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