北京五輪 中ロ首脳は蜜月アピール、首脳は1/3 人権など影落とす
北京冬季オリンピックがいよいよ開幕します。厳しい新型コロナウイルス対策、そして人権問題をめぐる「外交的ボイコット」の動きなど様々な課題の中で17日間の熱戦が始まります。
今夜、開会式が行われる北京市内のスタジアム通称「鳥の巣」。周辺の住民は・・・。
会場近くの住民
「リハーサルの花火を見て、とても興奮しました。我が国を誇りに思います」
五輪外交も始まっています。日本時間午後3時過ぎ、中国に到着したのはロシアのプーチン大統領。早速、習近平国家主席との会談が始まりました。ロシアメディアによると、プーチン大統領は両国の発展に向けてエネルギー問題で協力していく姿勢を強調。緊張が続くウクライナ情勢についても話し合われているとみられます。習首席はあすには各国の首脳らを人民大会堂に招いて、昼食会を行う予定です。
一方、都内ではきょう、香港や新疆ウイグル自治区出身の人などおよそ100人が参加し、中国政府による人権侵害を理由にオリンピックのボイコットを訴える抗議デモが行われました。
デモに参加 ウイグル人男性
「平和の祭典は平和を尊重する。守るところで開催されるべき」
今回、アメリカなどが人権問題を理由に「外交的ボイコット」を表明するなど、開会式に出席する首脳は2008年の夏の大会のおよそ3分の1。現在の国際情勢を象徴しているとも言えます。
現地では、新型コロナ対策で、取材陣に対しても外部との接触を避ける厳しい“バブル”方式が取られています。
記者が滞在しているホテルでは・・・。
記者
「ホテルのロビーの1階には、PCR検査場が設けられていまして、こうして我々、毎日受けることになります」
バブル内では、毎日のPCR検査や検温が義務付けられ、感染がわかった場合は個別に隔離されるといいます。
さらに、建物の外には・・・。
記者
「こちらの外は、ホテルの敷地外なんですけれども、私の身長よりもはるかに高いフェンスがこうして、ずらーっと張り巡らされています。全く一切、外部と接触することはできないようになっています」
“隔離政策”の徹底は国際放送センター内でも・・・。
記者
「見てください、今、料理が天井から届けられました」
このバブル方式、現地の海外メディアには、どう受け止められているのでしょうか?
ドイツ人技術者
「(バブルの生活は)退屈だよ。ホテルと仕事の往復だけさ」
厳しい対策にもかかわらず、きのうまでにバブル内で陽性になった人は135人。
エストニアのテレビ局員
「(メダル候補者に感染者が出ていることは)残念。中国では検査はおこなわれているし、万全の措置も取られているので何も不満はない」
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(04日17:39)
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