去年1年間の児童ポルノ事件の検挙人数のおよそ半数は10代 スマホ保有率とSNS利用率の増加が背景に|TBS NEWS DIG

去年1年間の児童ポルノ事件の検挙人数のおよそ半数は10代 スマホ保有率とSNS利用率の増加が背景に|TBS NEWS DIG

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去年1年間に児童ポルノに関する事件で摘発されたおよそ2000人のうち、半数近い900人あまりが10代だったことが警察庁のまとめで分かりました。

警察庁によりますと、去年1年間、全国の警察に児童ポルノに関する事件で摘発されたのは2053人で、前の年と比べて64人増加しました。

このうちの905人が10代で全体の44.1%にあたり、半数近くを占めています。全体の中で占める10代の割合は、10年前と比べてもおよそ2倍になっているということです。

10代の摘発人数が増加していることについて、警察庁は「10代のスマートフォンの保有率と、SNSの利用率が大きく伸びていて、スマホの不適切利用の結果、罪を犯すつもりがなくても被疑者になるケースが増えている」と分析しています。

また、SNSを通じて事件に巻き込まれた18歳未満の子どもは1732人で、このうち74.9%にあたる1297人が、被害にあった子どもからの投稿がきっかけでした。

この投稿のうち53.7%は「プロフィールのみ」や「オンラインゲームの友達募集」などで、警察庁は「何気ない投稿から事件に巻き込まれるリスクが高まっている」と警戒を強めています。

一方、去年1年間の刑法犯での20歳未満の少年の摘発人数は1万4887人で、戦後最少となった前の年と比べて69人増加しました。

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