「100人に1人が検査陽性者」東京・2日連続で2万人超(2022年2月4日)

「100人に1人が検査陽性者」東京・2日連続で2万人超(2022年2月4日)

「100人に1人が検査陽性者」東京・2日連続で2万人超(2022年2月4日)

 都民の100人に1人が検査陽性者だということです。

■東京・2日連続で2万人超

 東京都・小池百合子知事:「今も感染が拡大している。この傾向が継続致しますと、命と暮らし、こちらに多大な影響を及ぼす恐れが高くなると。都民の皆さん、事業者の皆さんと今ここで、改めて危機感を強く共有したい」

 3日、東京都で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は、2万679人でした。2万人を超えるのは、2日連続です。

 重症者は、前の日から8人増えて38人となったほか、4人の死亡が確認されました。病床使用率は53.1%、重症病床の使用率は7.3%となっています。

■「100人に1人が検査陽性者」

 東京都医師会・猪口正孝副会長:「現在、都民の100人に約1人が検査陽性者として入院、宿泊、自宅のいずれかで療養をしております。療養者数は、第5波のピークをはるかに超え、さらに増加しております」

 都のモニタリング会議は、医療提供体制の警戒レベルを、4段階のうち、最も深刻な「医療体制が逼迫(ひっぱく)している」に引き上げました。

■「緊急事態」要請の“新指標”

 こうしたなか、小池都知事が、緊急事態宣言を要請する“新たな指標”を示しました。

 東京都・小池百合子知事:「オミクロン株の特性を踏まえて、設定をしようと。オミクロンが元々の疾病を、より重篤化していくことに鑑みた指標・見方」

 新たな指標として設けられたのは、「重症用病床使用率」と「入院患者に対する酸素投与の割合」です。

 これまで新型コロナの症状にかかわらず、基礎疾患で重症病床を使用している患者は、重症用病床使用率の対象になっていませんでした。

 2日時点で、5.5%だった重症病床使用率は、新しい指標に照らし合わせると15.1%になります。

 重症用病床使用率と入院患者に対する酸素投与の割合のいずれかが30%から40%、かつ新規陽性者の7日間平均が2万4000人に達した場合、宣言の要請を検討するとしています。

(「グッド!モーニング」2022年2月4日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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