大谷規格外「5階席特大アーチ」ベスト打順は「1番」か(2023年3月4日)

大谷規格外「5階席特大アーチ」ベスト打順は「1番」か(2023年3月4日)

大谷規格外「5階席特大アーチ」ベスト打順は「1番」か(2023年3月4日)

■大谷フリーバッティングで特大アーチ
大勢のファンが見つめる先には、待ちに待った大谷翔平の姿が。中日との強化試合前練習でついにフリーバッティングを披露。強烈な当たりを連発し、どよめくスタンド。5階席に突き刺さる超特大弾にチームメイトも笑うしかありません。27スイング中9本のスタンドインで、メジャートップクラスの実力を見せつけました。

■グッツ争奪戦 午前4時から並ぶ人も
侍ジャパンは球場の外でも盛り上がりをみせています。グッズの争奪戦です。

(笹原加奈子ディレクター)
『まもなくグッズ販売の開始の時間です。今日も多くのファンの方が行列を作っています』

販売開始時刻には1800人以上が列を作り、人気のレプリカユニフォームなどは即完売。「WBCのチケットよりも入手が大変」との悲鳴も聞こえてきました。

(ユニフォームが買えなかった人)
『昨日も始発で来て並んだんですけど、それでダメだったんで、(きょうは)午前4時に来たんですけど』
Qチケットとグッズ買うのはどちらが大変?
『グッズの方が大変だと思います』

レプリカユニフォームは2月にオンライン販売が始まりましたが、すぐに売り切れ。さらに、スポーツ用品店でも…

(青木梨央ディレクター)
『侍ジャパンのグッズが置かれている棚なんですけども、現在空の状態になっています』

この店では先週、ユニフォームなど300点を入荷したものの、4日間で完売したと言います。

(ツボイスポーツ 坪井信也 専務)
『やはり大谷選手とダルビッシュ選手の影響は非常に大きいと思います。(グッズは)好きなだけ発注できたので、もっと発注しておけば良かったと大変後悔しております』

熱狂的な大谷ファンとの出会いもありました。

(菜子さん)
『(大谷選手が)そこにいるって考えるだけでわくわくしちゃう…』

高校1年生の菜子さんは、8年前から大谷ファン。自宅の机周りは大谷選手だらけです。3日、両親とともに強化試合を見に訪れると、大谷選手がチーム合流後、初めてファンの前に姿を見せました。そして、菜子さんはこの時のために“秘密兵器”を用意していました。わざわざレンタルしたという望遠レンズ。普段使っているカメラに装着し、およそ2000枚も撮影したと言います。

(菜子さん)
『通訳の水原一平さんと大谷選手がバンテリンドームにいるっていのが、もう嬉しい。ベンチにいる姿をいっぱい撮ってきました。試合前に大谷選手の姿が見えた時に、球場全体の空気が変わった感じが、すごいゾクゾクする感じで楽しかったです』

実はこの日、菜子さんは夜明け前からグッズ購入の行列にも並んでいました。

(父・伸一さん)
『始発じゃ無理(買えない)と、強く家族に説得されまして、朝3時半に起きて来ました。もう大谷さんが来ることは一世一代なので、今日この日のために会社を休みました』

(母・真紀子さん)
『私ももちろん今日は有休取って会社を休んでます』

強化試合観戦の前に約8時間かけて、ユニフォームやタオルなど、約5万円分を購入。WBCの本戦も2試合、観戦予定です。

(菜子さん)
『私が行く試合は多分(大谷選手は)ピッチャーじゃなくてバッターとしてだと思うので、大谷選手の醍醐味である、ホームランと長打を観たいなって思ってます』

■ヌートバー母が語る「優勝して、栗山監督を胴上げしよう」
しかし、注目は大谷選手だけではありません。日系人として初めて招集されたラーズ・ヌートバーも、侍ジャパンに合流しました。きのうの顔合わせの際には、佐々木朗希が着ていたヌートバーのミドルネーム“たつじ”からとった“たっちゃんTシャツ”に、満面の笑顔!さらに栗山監督も…

(栗山監督)
「たっちゃん!よろしくお願いします!」

そして試合中のベンチでは、日本が得点した際、日本流の儀式を知らないヌートバーは大谷に腕を引っ張られ一緒にハイタッチ。

(ヌートバー)
「チームの一員として認められたような感じがしたので一安心して和みました!」

そんなヌートバーを誰よりも応援しているのが、お母さんの久美子さん。

(桝田アナウンサー)
「なんて言葉をかけられましたか?」

(ヌートバーの母・久美子さん)
「もうね、楽しんでおいでって。お尻ポンってやって、出しました!楽しみで楽しみで仕方なかったのでもうニコニコで出ていきました」

(桝田アナウンサー)
「日本に到着してからはやりとりしました?」

(ヌートバーの母・久美子さん)
「部屋に着いて、テレビ電話で来て、ほらこんなのがあるんだよって言って、ユニフォームだとか、シューズだとか、侍ジャパンのジャケットだとか、バックだとかって、すごいすごいって。これ貰えるのかなって言って、貰えるんじゃないのって言ったらすごい喜んでました」

まるで、遠足に行く子どものようにはしゃぐ無邪気なヌートバー。それもそのはず、ヌートバーの小さいころからの夢は日本代表になること。時を経て、それは現実に。

(ヌートバーの母・久美子さん)
「JAPANのユニホームを着たのを見た時は嬉しかったですね、やっぱり。」

そんなヌートバーは、お母さんを想ったこんなことも語っていました。

(ヌートバー)
「誇りに思っているお母さんの祖国の代表になることは、私の夢でした。」

(ヌートバーの母・久美子さん)
「嬉しいですね。ママっ子なんで、本当に。もうしっかり自分のやるべきことをやって絶対に勝って、優勝して、栗山監督を胴上げしよう、して来なよっていう感じです」

■五十嵐亮太さんに聞く 大谷翔平選手の投打の使い方

メジャー組も合流し、いよいろ臨戦態勢の侍ジャパン。テレビ朝日WBCリポーターの五十嵐亮太さんにズバリ聞きました!

(桝田アナウンサー)
「優勝するために必要なことは?」

(五十嵐さん)
「先発ピッチャーが大事だと思います」

世界一を占う先発ピッチャーを五十嵐さんに予想してもらうと…

(五十嵐さん)
「大谷投手がどこまで球団との契約で投げられるのかという所あったんですが、今の状況を見ていると最初から投げて貰えそうなそんな感じであるので一発目に大谷投手」

(桝田アナウンサー)
「第1戦にくるんですね。」

(五十嵐さん)
「2戦目にダルビッシュ投手、3戦目に佐々木朗希投手で4戦目に山本投手と。この1・2戦目が重要なんですよ。」

重要な初戦の先発は、大谷翔平と予想。2015年、大谷が日の丸を背負ってマウンドに上がったプレミア12では宿敵・韓国相手に2試合で21奪三振の快投!国際試合でもその実力を見せつけました!

(桝田アナウンサー)
「今の大谷選手の仕上がりはどうご覧になられてますか?」

(五十嵐さん)
「バランスよく投げていましたしスピードも160キロぐらい出ていたので、しっかり合わせてきているんじゃないのかなと思っています」

続く第2戦には、ダルビッシュ有。WBCで唯一世界一を経験しているチーム最年長です。

(五十嵐さん)
「ダルビッシュ投手を中心にチームとして何か一つの方向に向かうというとかね、若い選手への声のかけ方だったりとか見ていると、良いチームに出来上がってきたという印象はとても強いです。そういった意味で考えてもこの2人にはちょっと期待せざるを得ないのかなという風に思っています」

やはり、投手でカギを握るのは、大谷とダルビッシュ。では、野手のキーマンとなるのは?

(五十嵐さん)
「大谷選手におんぶにだっこでいいんじゃないですか?僕は一番投手として、もしくは1番DH大谷選手という所を想像している」

ここでも名前が挙がったのは大谷!WBCでも投打での活躍に期待がかかります。1次ラウンドを突破すると、次は山場と言われる準々決勝。キューバや台湾・オランダなど、強豪相手になることが予想されます。実は五十嵐さん、その対戦国を徹底取材する予定なんです!

(五十嵐さん)
「準々決勝とても大事ですからね。対戦するチームの情報をしっかり集めて、テレビで流して栗山さんの耳に届けようかなと思います」

サタデーステーション 3月4日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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