中小企業の約6割が賃上げ予定 東京商工会議所などの中間調査結果(2023年3月1日)
東京を中心とした中小企業のうち、2023年度中に賃上げする企業は6割近くであることが分かりました。
東京商工会議所などが先月に調査し、東京23区を中心とした中小企業490社余りの回答から中間結果をまとめました。
その結果、「2023年度中に賃上げする」と答えた企業は去年より12.4ポイント高い58.2％でした。
また、賃上げ率については「2％以上」と答えた企業が23.5ポイント増えて66.8％でした。
1月の消費者物価上昇率の「4％以上」と答えた企業も22.4ポイント増えて28.5％ありました。
賃上げの内容は定期昇給が75.6％、ベースアップが去年より13.6ポイント高い47.7％、賞与や一時金の増額が9.5ポイント高い35.9％でした。
日本商工会議所の小林健会頭は「いい傾向が見えてきた。この動きを地方にも広げていきたい」と述べました。
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