「遺族としては一切納得していない」容疑者が留置場で自殺…遺族が警察に謝罪求め会見(2023年3月1日)
留置場内で容疑者が自殺した問題で、被害者の遺族が警察のずさんな対応に謝罪を求めました。
高井凜容疑者(旧姓・松田凜容疑者)は、2021年に大阪府高槻市の住宅で養子縁組した高井直子さん(当時54)を浴槽で溺死させたなどとして、2022年7月に逮捕されました。しかし、黙秘を続けた後に2022年9月に大阪府警福島署の留置場で首を吊って自殺。殺人容疑や直子さんの保険金をだまし取ろうとした疑いは容疑者死亡のため不起訴処分となり、真相が明らかになることはありませんでした。
亡くなった直子さんのいとこが3月1日に会見を開き、初めて胸の内を語りました。
(亡くなった直子さんのいとこ)
「(直子さんは)何か困ったことがあったり相談したりすると、そんなん大したことないでというふうに笑い飛ばしてくれるような大きな存在でした」
(亡くなった直子さんのいとこ)
「(直子さんは)冗談半分で“私がおばあちゃんになったら最期はやっぱり見送ってね”というふうにも言っていたし、でもそれはもっともっと先のことかなと」
警察のその後の調査で、『容疑者の独房から自殺を示唆する便箋が見つかった後も適切な巡回が徹底されず、ウソの記録を作成していた』ことが判明し、警察官18人が処分を受けました。
(亡くなった直子さんのいとこ)
「(大阪府警は)“終わったことです”みたいな感じになってしまっているようですけど、遺族としては一切納得していない。大阪府警の18人の方々に直接やっぱり直子に謝っていただきたい」
▼MBS NEWS HP
https://ift.tt/iOpAM1o
▼最新ニュースや特集を毎日配信 チャンネル登録お願いします!
https://www.youtube.com/c/MBSnewsCH?sub_confirmation=1
#MBSニュース #毎日放送 #保険金殺人 #留置場 #自殺 #不起訴処分 #謝罪
コメントを書く