「反撃能力は命を守る盾」“安保・子育て”巡り論戦(2023年3月1日)
国会では参議院で、2023年度予算案の審議が始まりました。野党側は、安全保障や子育て政策を巡り追及しています。
(政治部・相沢祐樹記者報告)
相手のミサイル発射地点などを攻撃する「反撃能力の保有」は、攻撃力を持つことにならないかとの質問に対し、岸田総理は「矛ではなく盾だ」と主張しました。
立憲民主党・杉尾参院議員:「これまで持たないとされてきた、やらないとされてきた矛の一部を日本が担う、こういうことで基本的な役割変わるじゃないですか」
岸田総理大臣:「反撃能力はあくまでも国民の命や暮らしを守るためのものであり、あえて申し上げればミサイル攻撃から国民の命を守る盾のための能力であると認識をしております」
一方で、岸田総理は「今後はアメリカの打撃力に完全に依存することはなくなる」とも説明し、反撃能力の保有で日米の役割分担が変わる可能性を示唆しました。
また、立憲民主党の辻元議員は、防衛予算を歳出削減で捻出したのであれば、子ども・子育て予算を倍増するためには、社会保障費が削られることにならないか、と迫りましたが、岸田総理は、具体的な財源については言及しませんでした。
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