【26歳殺害疑い】SNS投稿が接点か 逮捕の男子高校生「ロープで首を絞めた」

【26歳殺害疑い】SNS投稿が接点か 逮捕の男子高校生「ロープで首を絞めた」

【26歳殺害疑い】SNS投稿が接点か 逮捕の男子高校生「ロープで首を絞めた」

福岡市の海岸で男性が殺害された事件で26日、殺人の疑いで逮捕された高校生の少年(17)が送検されました。

少年が住む大阪府から、遠く離れた福岡市で起きた事件。その背景にあったのは、亡くなった男性がSNSに投稿した“自殺仲間を募る”書き込みでした。

福岡県警 有馬健一・捜査一課長
「自殺の関連サイトではないが、SNS上にそのような書き込みがあった。その書き込みを通じて知り合った」

少年は「ロープで首を絞めたことは間違いない」という趣旨の供述をしているといいます。

    ◇

今月17日、福岡市の海岸で、住所不定・職業不詳の山本駿一さん(26)の遺体が見つかりました。山本さんの遺体は、砂浜に張られたテントに上半身を出した状態で見つかっていて、首には幅1センチほどのロープが巻き付いたままでした。

目撃者によると、テントの外には、一部使用済みの練炭が数個残されていて、カップ酒の空き容器もあったといいます。

事件の数日前、亡くなった山本さんは、“一緒に自殺する人を募る”内容の書き込みをSNSに投稿していました。この投稿に少年が反応し、2人は知り合ったとみられています。

こうした投稿は、SNSの削除対象になると専門家は言いますが、“抜け穴”もあるといいます。

ITジャーナリスト 成蹊大学・高橋暁子客員教授
「“隠語”が使われることが多いかと思います」
「“絵文字で表現する”、“一部を伏せ字にする”と、それだけでは削除対象になりづらい」

今回の事件の投稿にも、自殺を示す「隠語」が使われていたことが、分かっています。

ITジャーナリスト 成蹊大学・高橋暁子客員教授
「保護者が相談相手となれれば、このような人たちとつながるということは防げるかと思います」

少年は調べに対し「一緒に死ぬつもりだった」と話しているといいます。警察は、2人が練炭を使って自殺を試みたのものの、死にきれなかったとみて捜査しています。

●悩み相談窓口
よりそいホットライン 0120-279-338(※岩手県・宮城県・福島県は 0120-279-226)
(2023年2月27日放送「news zero」より)

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