さいたま市内で猫の死骸が相次いで発見 「さらにエスカレートする可能性も」専門家が警鐘|TBS NEWS DIG

さいたま市内で猫の死骸が相次いで発見 「さらにエスカレートする可能性も」専門家が警鐘|TBS NEWS DIG

さいたま市内で猫の死骸が相次いで発見 「さらにエスカレートする可能性も」専門家が警鐘|TBS NEWS DIG

今月に入ってから、さいたま市内の小学校や公園で猫の死骸の一部が相次いで見つかる事件が起きています。きのうも、小学校から5キロほど離れた場所で新たに切断された猫の死骸が相次いで見つかり、警察が関連を調べています。

また小さな命が奪われてしまいました。

記者
「河川敷のこちらの道路には、猫の死骸があったと思われる場所に血痕が残っています」

きのう午後5時すぎ、さいたま市桜区の河川敷で猫の上半身の部分が見つかりました。

第一通報者
「土手の下に何か物が落ちているように見えたのが、毛がふわふわしているので、もしかしたらと思って(通報した)。警察に下に降りて見て下さいと言われ、初めて降りて見ましたけど、どうみても頭と前足がない猫だった」

同じ日の午前7時半ごろには、河川敷から300メートルほど離れた畑でも猫の胴体部分が土に埋まった状態で見つかっています。

死骸を目撃した人
「猫が寝てるように見えたんですけど、ちょっと見たら(体が)半分しかない」

いずれの死骸も黒と茶色模様だったということで、警察は同じ猫の死骸とみています。

その後の捜査関係者への取材で、現場に残された血痕の量が少ないことなどから、猫の死骸は別の場所で切断され運ばれた可能性があることが分かりました。

さいたま市内では今月に入り、切断された猫の死骸が相次いで見つかっています。

記者
「こちら、さいたま市内の小学校です。けさ、あちらに見える鉄棒で猫の体の一部が見つかったと言うことです」

今月17日、埼玉市内の小学校では猫の死骸の一部が鉄棒にぶら下げられていたほか、今月13日と16日には、この小学校から直線でおよそ800メートル離れた公園で死骸の一部が見つかっています。

犯罪心理学の専門家は過去の事件と比較した場合、今回の事件には「ある特徴」があるといいます。

目白大学 財津亘 准教授
「基本的に小学校の中とか中学校の中で犯行に及ぶタイプというのは、基本的に少年が多いです。日々のストレスがたまって、それを発散するためのはけ口として、弱い対象に対して攻撃的な行動に移る」

さらに専門家は今後、犯行がエスカレートする可能性は否定できないと警鐘を鳴らします。

目白大学 財津亘 准教授
「凶悪犯罪に至るまでの発達の段階の一つとして、動物虐待が位置づけられているということで、そこからさらにエスカレートする 可能性は考えられる」

警察は、動物愛護法違反の疑いで捜査しています。

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