「母親の愛情で丁寧に段ボールに…」ベトナム人元技能実習生の赤ちゃん遺棄　最高裁で弁論　弁護人は無罪主張

「母親の愛情で丁寧に段ボールに…」ベトナム人元技能実習生の赤ちゃん遺棄　最高裁で弁論　弁護人は無罪主張｜TBS NEWS DIG

死産した双子の赤ちゃんの遺体を遺棄した罪に問われるベトナム人元技能実習生の最高裁弁論が開かれ、弁護人は無罪を主張しました。

レー・ティ・トゥイ・リン被告（24）は2020年、熊本県の自宅で死産した双子の赤ちゃんの遺体を遺棄した罪に問われ、一審と二審で有罪判決を受けました。

最高裁での争点は、遺体を二重の段ボール箱に入れ、テープでふたをし、部屋に置いた行為が「遺棄」にあたるかです。きょうの弁論で検察側は「遺体の隠匿にあたる」と主張しましたが、弁護側は「異国でどうするかわからなかったが、葬祭する意思を持ち続けていた」などと無罪を主張しました。

最高裁弁論後　リン被告（24）
「私は双子の遺体を傷つけたり、放置したり、隠したりしていません。母親の愛情で丁寧に段ボール箱に白いタオルを敷いて寝かせ、子供に手紙を書きました」

最高裁で弁論が開かれたことで有罪判決が見直される可能性があります。

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