【アパート火災】住人の女性の遺体見つかる…放火の疑いで36歳の夫を逮捕
20日未明に横浜市鶴見区のアパートで火事があり、住人の女性が遺体で見つかりました。警察は自宅の部屋に火をつけた疑いで36歳の夫を逮捕しました。
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近所の住民が生々しく語ったのは、火災発生直後の“夫の姿”です。
近隣住民
「ここの角から、はじめ、とことこと歩いてきて、ここにつかまって立ってられないという感じで。また、ここでしゃがみ込んで。裸で下着1枚、トランクスパンツはいて、はだしだったと思います。よほど慌てていたのかなと」
男は、近所の人の目には“悲劇の夫”に映ったといいます。しかし一転、“事件の容疑者”として逮捕されたのです。
20日未明に神奈川県横浜市でアパートの1室が燃えた火事で、妻の油川優理香さん（36）が焼け跡から遺体で発見されました。
煙を吸って入院していた夫が22日に退院したため、警察が事情を聞いたところ、「自分で火をつけた」と供述しました。無職の油川秀平容疑者36歳が放火の疑いで逮捕されました。
火事発生直後には、自宅から数百メートルの消防出張所に駆け込み、「就寝中、目覚めたら室内に煙が充満していた」と自ら火事が起きたことを通報しました。「妻が取り残されている」とも話していたということです。
夫婦の関係はどうだったのでしょうか。2人が勤務していたという川崎市にある工場の元同僚が取材に応じました。
妻の優理香さんについては…
元同僚
「奥さんはすごく勤務態度が真面目。お休みもせず頑張って働いていた。月曜日から金曜日まで働いて、そのあと土日も日雇いの仕事をして1週間働き通し。本当にできた方でした、彼女」
一方、夫の油川容疑者の勤務態度は…
元同僚
「見た目はいかつい感じ。気が弱くて気が小さい。気に入らないことがあると、ものにあたって蹴ったりとか投げたりとか。仕事行きたくないと言って家のトイレに閉じこもって、奥さんが扉あけて出そうとしたけど、（妻から）『すいません、出勤できません』と連絡があったので。おうちの中では奥さんは逆らわずに、旦那さん（油川容疑者）がきつく言っているのかねと」
油川容疑者は調べに対し「私がやったことは事実です」と、放火容疑を認めているということです。
（2023年2月23日放送「news every.」より）
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