【狛江市“強盗殺人”】“実行役”逮捕 指示役「ルフィ」との関連は…今後の捜査のポイント
先月、東京・狛江市の住宅で、90歳の女性が殺害されているのが見つかった強盗殺人事件で、警視庁は22日、実行役とみられる埼玉県の52歳の男や19歳の大学生の少年らを逮捕しました。今後の捜査のポイントについて、警視庁記者クラブから堤省悟記者の報告です。
狛江市の強盗殺人事件で実行役らを逮捕したことによって、今後、本格的な取り調べが進められることになります。
狛江の事件を含む一連の強盗事件をめぐっては、指示役とされる「ルフィ」を名乗る人物が闇バイトなどで集めた実行役が犯行を繰り返していたとみられています。
今回逮捕された容疑者らも年齢がバラバラで、共通点は今のところわかっておらず、闇バイトで集められたメンバーによる犯行なのかは今後、捜査が進められるとみられます。
―Q．フィリピンから強制送還され逮捕された渡辺優樹容疑者ら4人は「ルフィ」と名乗る人物の疑いが持たれていますが、4人との事件の関係については？
詳しい関係は現時点でわかっていませんが、この事件では犯行車両とみられるレンタカーの中にあった携帯電話の解析などで「ルフィ」や「キム」と名乗る指示役から携帯電話で犯行の指示が出されていたことがわかっています。
また、渡辺容疑者らがフィリピンで使用していたとみられる携帯電話の解析も行われていて、今後、一連の事件の関連についても捜査が進められていきます。
（2023年2月22日放送「news every.」より）
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