「交渉条件整うまでウクライナを支援」駐日フランス大使(2023年2月21日)
ウクライナ侵攻開始から1年となるのを前に、フランスのセトン駐日大使がANNの取材に応じ、ロシアとの和平交渉の条件が整うまでウクライナへの支援を続けると強調しました。
フランス、フィリップ・セトン駐日大使:「ウクライナ侵攻を終わらせる方法は単純で、ロシアが攻撃を止め、軍隊を撤退させることです」
フランスのセトン駐日大使は20日、「和平交渉の条件が整うまで、ウクライナが自衛できるよう支援しなければならない」と前置きしたうえで、自国の軽戦車などの兵器を供与する重要性を訴えました。
一方で、マクロン大統領が「ロシアの敗北を望んでいるが、崩壊は望んでいない」と述べたことについては、「私たちはロシアと戦争をしているわけではない」と強調しました。
フランス、フィリップ・セトン駐日大使:「議長国日本にはG7の結束を維持し、さらに強化してもらいたいと考えています」
広島で5月にG7サミットが開催されることについて、セトン大使は、広島と長崎で、自ら被爆者と面会し、心を揺さぶられたとしたうえで、「G7首脳は核不拡散への責任を痛感するだろう」と述べました。
また、インド洋や南太平洋などに領土をもつフランスにとって、日本は戦略的パートナーだと強調し、将来的には自衛隊とフランス軍の共同訓練などを行いやすくする「円滑化協定」を結びたいと意欲を見せました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く