シャープ 昨年度決算で2608億円赤字、経営危機時以来6年ぶり 液晶パネル市場の不振などで
大手電機メーカーのシャープは昨年度の決算で、最終利益が2016年度以来、6年ぶりの赤字になったと発表しました。
シャープによりますと、昨年度は、主力の液晶パネル事業で世界的に需要が低迷するなどしたため、最終利益が2608億円の赤字となりました。
新型コロナウイルスが流行した当初は、巣ごもり需要でテレビやパソコン向けの液晶パネル市場が好調でしたが、昨年度はその反動が想定以上だったことなどが赤字の背景だとしています。
最終利益の赤字は、経営危機により台湾のホンハイ精密工業に買収された2016年度以来、6年ぶりで、今年度は事業の収益性を改善し、黒字化を目指すとしています。
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