【速報】コロナ接触確認アプリCOCOA 「開発・運用体制が不十分だった」(2023年2月17日)
政府は新型コロナ対策として導入した接触確認アプリ「COCOA」について、実用化を急ぐあまり「開発と運用の体制が不十分だった」などとする報告書を取りまとめました。
COCOAを巡っては、感染した人と接触しても通知が届かないなどの不具合が相次いだほか、接触した時間帯や場所が分からないとの指摘もされました。
報告書では、アプリの開発にあたって時間的制約から感染症対策の専門家などの関与が薄かったとして、新たなツールを検討する際はデジタル技術の専門家と密に連携する必要があると指摘しました。
その一方で、接触を通知された人の7割以上が他人との接触を避ける行動を取ったとして、「一定の効果があった」と分析しました。
今後は平時から利用できるツールに改善を重ねながら新たなパンデミックの際に対応するのが望ましいとしています。
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