「ミャンマー問題に関心を持って助けて欲しい」クーデターから1年 日本政府に要望書(2022年2月1日)

「ミャンマー問題に関心を持って助けて欲しい」クーデターから1年 日本政府に要望書(2022年2月1日)

「ミャンマー問題に関心を持って助けて欲しい」クーデターから1年 日本政府に要望書(2022年2月1日)

ミャンマーで軍がクーデターを起こしてから2月1日で1年です。在日ミャンマー人らが国際社会に訴えています。

 大阪市に住むアウン・ミャッ・ウィンさん(47)。かつてミャンマー国軍に2度逮捕されて厳しい拷問を受け、24年前に難民として日本に逃れてきました。

 アウンサンスーチー氏のもと、ようやく平和が訪れた祖国を襲ったのが、去年2月の軍のクーデターでした。軍事政権に抵抗する市民は弾圧され、これまでの死者は1500人を超えています。(AAPP政治犯支援協会による)

 ウィンさんは去年6月、サッカーワールドカップ予選で来日して軍に抵抗するポーズを取った代表選手の難民認定を支援しました。祖国に帰れない日本のミャンマー人の救済を続けていますが、1年経っても祖国の状況はよくなりません。

 国際社会が祖国の現状を忘れていくのを防ぎたい。ウィンさんはクーデターから1年となる2月1日、日本政府の支援を求めて外務省宛てに要望書を提出しました。さらにウィンさんは、在日ミャンマー人たちとオンライン会議を開き、共に国際社会に訴え続けることを確認しました。

 (アウン・ミャッ・ウィンさん)
 「日本国民の力で日本政府はもっとミャンマーの軍事政権に圧力をかけるようにお願い申し上げたい。ミャンマーの問題は今はもっと悪化しているということです。クーデター後より。それに国際社会がもっと気付いて、たくさんミャンマーの問題に関心を持って、助けて欲しい」

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