【中国外務省】「米国の気球が去年から十数回、領空に侵入」と主張 撃墜したかは明示せず
気球の撃墜をめぐる問題で、中国外務省は13日「アメリカの気球が去年から十数回、中国の領空に侵入した」と主張しました。ただ、詳しい状況については明らかにしていません。
中国外務省報道官「去年以降、アメリカの高い高度の気球は、中国政府の許可を得ずに10回あまり、中国の領空を飛んでいる」
中国外務省は13日の記者会見で、アメリカの気球が去年以降、十数回、違法に中国の領空に侵入していたと主張しました。これらを中国側が撃墜したかについては明示せず、「プロフェッショナルで責任のあるやり方で対処した」と答えました。
一方、中国メディアが東部・山東省で発見されたと報じている正体不明の飛行物体をめぐっては「関連の部署に聞いてほしい」と述べるにとどめています。
偵察気球の問題をめぐっては、アメリカが中国企業に対する制裁措置を発表しましたが、会見では「違法な制裁だ」として強く反発しています。
(2023年2月13日放送)
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