「ルフィ」関与?“連続強盗”新たな逮捕者 「協力者」移送は比法相「できるだけ早く」(2023年2月11日)
指示役「ルフィ」が関与したとされる一連の強盗・窃盗事件で11日、新たに容疑者の男が逮捕されました。「ルフィ」の可能性がある男4人が拠点にしていたフィリピンの街を取材すると、身を潜めるために必要な偽の身分証がたやすく手に入る実態が見えてきました。
被害金額60億円以上に上るとみられる特殊詐欺事件で逮捕され、一連の強盗・窃盗事件への関与も疑われている4人の容疑者。
14都府県で実に50数件起きている強盗・窃盗事件のうち、去年12月、東京・中野区の住宅でおよそ3000万円が奪われた事件で11日、新たに実行役の1人・福嶋幸也容疑者(24)が逮捕されたほか、先月、千葉県大網白里市で起きた強盗致傷事件でも新たに作田竜二容疑者(25)が逮捕されました。
4人の中に指示役「ルフィ」がいる疑いがあるなか、警視庁はさらに渡邉優樹(38)容疑者らの協力者とみられる山田李沙容疑者(26)についても身柄を引き渡すようフィリピン当局に求めています。
フィリピン、レムリヤ法相:「強制送還の要請があれば検討し、協力します。できるだけ早く送還します」
フィリピンを拠点にしていた容疑者たち。首都マニラで取材すると、ほどなく“偽の身分証明書”を作成する業者が見つかりました。
身分証の偽造業者:「(Q.どんな種類の偽造IDを作成できる?)色んな種類の身分証が作れます。例えば、これは運転免許証です」
この業者によりますと、写真と記載する情報を提供すれば運転免許証のほか、在留証明書も作ることができるということです。偽造された身分証で銀行口座の開設や不動産取引もできるということです。
身分証の偽造業者:「日本人の顧客もたくさんいます。日本人なのにフィリピン名に変える人もいます」
フィリピン当局によりますと、「シマダケンジ」という名前を使っていたという渡邉容疑者。偽造された身分証を使っていたかは分かっていませんが、偽名を使ってフィリピンに潜伏した可能性もあるとみられています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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