【トルコM7超地震】“発生から72時間”経過…生存率の急激な低下懸念

【トルコM7超地震】“発生から72時間”経過…生存率の急激な低下懸念

【トルコM7超地震】“発生から72時間”経過…生存率の急激な低下懸念

トルコ南部を震源とする地震で、ロイター通信は死者の数が1万2000人にのぼっていると伝えています。また、発生から丸3日が経過し、生存率が低下するとされる「発生後72時間」を経過しました。

今回の地震では、トルコの隣国シリアにも大きな被害が出ています。国連は内戦が続くシリアの反体制派地域に、トルコから食料や医薬品を届ける人道支援を行ってきましたが、地震の影響で道路が壊れて中断しているほか、救助活動も難航し、およそ400万人に影響が出ているということです。

国連の担当者は8日、現地からオンラインで会見し、近く支援を再開できる見込みだとした上で、各国に支援の強化を訴えました。

国連の担当者「より多くの食料と医薬品が必要だ。これまで貯蓄していた燃料も、すぐに底を尽きてしまうだろう」

ロイター通信によりますと、死者はトルコとシリアで合わせて1万2000人以上にのぼっています。

トルコでも大勢の人が崩壊した建物の中に残されているとみられていますが、1回目の地震から72時間が経過し、生存率の急激な低下が懸念されています。
(2023年2月9日放送「ストレイトニュース」より)

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