少子化対策で注目の「N分N乗」 先行するフランスでの評価は(2023年2月9日)
日本の少子化対策として注目されている税制「N分N乗方式」について、導入して80年近く経つフランスでその評価を取材しました。
「N分N乗方式」は子どもが増えるほど所得税が減るという課税方式で、フランスでは戦争で人口が減ったことへの対策として1946年に始まりました。
フランスの出生率は先進国のなかでは高く、日本でも少子化対策の一つとして注目されています。
一方、人口学者のエルベ・ルブラス氏は、「N分N乗方式」で税が減るのは所得が比較的高い人たちで、多くの世帯で恩恵は少なく、効果は低いと指摘していて「家庭と仕事の両立」など社会の意識改革が重要だと訴えました。
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