“3回目接種”副反応は? 岸田総理「スピード優先」訴えも・・・“打てない”現状(2022年2月1日)

“3回目接種”副反応は? 岸田総理「スピード優先」訴えも・・・“打てない”現状(2022年2月1日)

“3回目接種”副反応は? 岸田総理「スピード優先」訴えも・・・“打てない”現状(2022年2月1日)

 先月31日、東京都の新たな新型コロナウイルスの感染者は、月曜日として初めて1万人を超えました。一方で、岸田文雄総理大臣は、東京都への緊急事態宣言は「現時点で検討していない」と述べています。

■モデルナ製“3回目接種”の人は・・・

 3回目のワクチン接種を加速するため、先月31日から、自衛隊の大規模接種センターが再び設置されました。

 50代男性:「やはり、地元の病院だと時間がかかるので。少しでも早く打ちたいという気持ちで、こちらに来ました」

 この大規模接種センターで接種できるワクチンは、モデルナ製です。

 1回目、2回目は、ファイザー製ワクチンを接種した男性。副反応について、不安の声も聞かれました。

 20代男性:「副反応が強いということなので。事前の備えをしっかりとして、栄養ゼリーを買ったりとか、解熱剤も用意してある」

 副反応は見られたのでしょうか?接種からおよそ12時間が経過した、今月1日午前0時すぎ、男性に話を聞いてみました。

 20代男性:「22時ぐらいから、急にだるくなってきて、発熱も37度くらい出てきて。想定内なんで、大丈夫ですね。この状況下では、いち早く打つほうが、一日1万人以上(感染者が)出てますから。早く打って、3回目で抗体をつけたほうが。それでも、感染がゼロになるとは言いませんけど、リスクはだいぶ下がる」

 一方、30代の女性は、ファイザー製を接種した1回目、2回目よりも、3回目は副反応が軽かったといいます。

 30代女性:「むしろ、1回目2回目よりも、私は軽いですね、今のところ。自分の副反応が、本当に強かったらちょっと嫌になると思うんですけど。やっぱり、周りに迷惑を掛けたくない。コロナうつしたくないっていうメリットが大きいです」

■岸田総理“スピード接種”訴えも・・・

 会場には、視察に訪れた岸田総理の姿もありました。

 岸田総理:「高齢者以外の一般の方々についても、予約枠に空きがあれば、6カ月の間隔が空いたならば、スピードを優先で、3回目接種を受けて頂きますよう、お願いを申し上げたい」

 「スピード接種」を訴えた岸田総理。しかし、ワクチンを“打ちたくても打てない”現状もあります。

 東京会場で、今週の予約枠はおよそ4300人分用意されていましたが、28日に予約を受け付けた直後、わずか9分で埋まりました。

■接種予約殺到か・・・15分で埋まる

 そうしたなか、先月31日午後6時から始まったのが、来週分の予約受け付けです。枠は今週分の4倍近い、1万5000人分以上が用意されました。

 小学校などでスクールカウンセラーとして働いている森真弓さん。今週分は予約が取れなかったため、来週分に期待をかけますが・・・。

 スクールカウンセラー・森真弓さん:「ダメですね。サイトが大変混雑」

 予約が殺到しているのか、受け付け開始直後から、なかなか切り替わらない画面。そして、わずか15分ほどで、予約は一杯となりました。

 スクールカウンセラー・森真弓さん:「小学生はワクチン受けてないし、受けときたいなと。3回目受けといて、万全な状況で仕事したいなという気持ち」

■宣言発出「現時点で検討せず」

 急がれる3回目のワクチン接種。先月31日、全国で確認された感染者は6万人以上に上ります。

 緊急事態宣言の発出について問われた岸田総理は、次のように答えました。

 岸田総理:「自治体と連携しながら総合的に判断する。少なくとも、現時点においては、緊急事態宣言の発出は、国としては検討はしておりません」

(「グッド!モーニング」2022年2月1日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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