トルコ大地震「世界でも数年に一度の規模」 後発地震が続くおそれも(2023年2月7日)
6日に発生したトルコ南東部が震源地の大地震について専門家が取材に応じ、「世界でも数年に一度の規模で『後発地震』が続く可能性がある」と警鐘を鳴らしました。
東北大学災害科学国際研究所・遠田晋次教授:「このくらいの規模の地震というのは、世界でも数年に1回くらい。東アナトリア断層の南西の端(の一部)で、200キロ前後の長さの断層が動いたと推定できる」
東北大学の遠田教授によりますと、トルコ南東部の地震は数百キロに伸びる断層帯のうち、一部だけがずれて起きたということです。
東北大学災害科学国際研究所・遠田晋次教授:「(トルコでは以前にも)1000キロ以上ある断層帯で一部ずつが大きな地震を起こしながらドミノ倒しみたいに隣の断層が動き、たくさんの大地震を起こしている」
こうしたことから「今後も周囲の断層が動き、同じ規模の『後発地震』が続く可能性がある」と指摘しました。
また、日本の国土にも同様に長い活断層帯があるとして「活断層による直下型の地震の危険性を知ってほしい」と訴えました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く