豪雪地帯の雪まつりに“想定外の事態” 春の陽気で大ピンチ「記憶にない」(2023年2月7日)
福島県の特別豪雪地帯、下郷町。ここは江戸時代の宿場町がそのまま残る、大内宿です。コロナ禍で3年ぶりの開催となった雪まつりで、想定外のある事態が起きています。
かやぶき屋根の民家が建ち並ぶ、この一帯。まるで、江戸時代にタイムスリップしたかのようです。
台湾からのツアー客:「ハーイ台湾」「はい最高。さいこーう」
台湾のツアーガイド:「(Q.(大内宿は)台湾で有名?)とても有名。みんな日本の雰囲気が好き」
江戸時代には、参勤交代で江戸へ向かう大名や旅人たちの宿場町として栄えました。深い雪に包まれる冬は、幻想的な銀世界に様変わり。ところが…。
大内宿観光協会・田沼一俊事務局長:「屋根の上部あたりが雪が無い状態」
周辺では7日、最高気温が今年2番目に高い8.3℃を記録。3月下旬並みの春の陽気で、肝心の雪がとけ始めています。
大内宿観光協会・田沼一俊事務局長:「集落内に40本以上の雪灯篭(とうろう)が立っているが、それが半分以上傾くのは記憶にない」
倒壊する危険があるため、やむなく一部を取り壊すことに…。
大内宿観光協会・田沼一俊事務局長:「マイナス10℃を下回る日が少ない」
それでも外国人観光客は、ニッポン独自の雪まつりを満喫。夜は、雪灯篭に明かりが灯り、かやぶき屋根の家並みが浮かび上がります。
タイからの観光客:「あらゆるすべてが大好き」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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