【収容4人同時の送還は？】日本人2人の裁判開廷…告訴人の渡辺容疑者・元妻ら出席
フィリピンの収容施設にいて、連続強盗事件の指示役「ルフィ」の疑いが浮上している日本人4人のうち、2人に対する現地での事件をめぐる裁判が開かれています。
8日に迫るマルコス大統領の日本訪問を前に、フィリピン法務省が、早期の送還を目指す中、6日の裁判で棄却となれば、収容されている4人同時送還の条件が整います。
日本側が身柄の引き渡しを求めている日本人4人のうち、渡辺優樹容疑者と小島智信容疑者は、フィリピンにおける暴行事件の裁判が2日に実施されたものの、棄却の判断は出ていませんでした。
次回の裁判は当初、7日の予定でしたが1日前倒しとなり、日本時間の午前10時前から始まりました。渡辺容疑者らの弁護士は、裁判の開始前、報道陣の取材に「棄却されるかどうかは分からない。裁判所が決めることだ」と話しました。
暴行事件の目撃者のヒアリングが実施されるということで、法廷には、告訴人である渡辺容疑者の元妻らも出席しました。
フィリピン法務省は、この事件の告訴について、虚偽の可能性があるとしていて、棄却となった場合、早期の4人全員の送還に向けた条件が整うことになります。
（2023年2月6日放送「ストレイトニュース」より）
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