【単独インタビュー】ウクライナ検事総長“ロシア軍による戦争犯罪、約6万6000件”

【単独インタビュー】ウクライナ検事総長“ロシア軍による戦争犯罪、約6万6000件”

【単独インタビュー】ウクライナ検事総長“ロシア軍による戦争犯罪、約6万6000件”

ロシアによるウクライナ侵攻から1年を迎えるのを前に、ウクライナの検察当局のトップがNNNの取材に応じ、捜査の対象となっているロシア軍による戦争犯罪がおよそ6万6000件にのぼることを明らかにしました。

アメリカの首都ワシントンを訪れているウクライナのコスティン検事総長は2日、NNNの取材に応じ、ロシア軍による戦争犯罪の実態を語りました。

コスティン検事総長「1か月にわたり不法に拘束され、人間とも呼びたくない複数の獣たちに毎日レイプされた女性もいる」

検事総長は、現時点で捜査の対象となっている戦争犯罪がおよそ6万6000件にのぼることを明らかにした上で、「すべての侵略者を罰する」と強調しました。

コスティン検事総長「正義のために戦うことが重要だ。なぜならこれはウクライナ人のためだけでなく、すべての民主主義の国々の正義のためでもあるからだ」

また、検事総長は、戦争犯罪の被害者に補償を行う国際的な枠組みが必要だと指摘しました。

一方、EU(=ヨーロッパ連合)のフォンデアライエン委員長は2日、ロシアによる戦争犯罪の証拠を収集するための「国際センター」をオランダ・ハーグに設置することを明らかにしました。
(2023年2月3日放送)

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