感染拡大のタイ 12歳未満へのワクチン接種始まる(2022年1月31日)
複数の学校でクラスターが発生するなどの感染拡大が続いているタイで、12歳未満の子どもを対象にした新型コロナワクチンの接種が始まりました。
接種した子ども：「痛かった」
接種した子どもの親：「私は飲食店をやっていて、子どもも私と一緒に多くの人が出入りする場所にいるので、接種を決めた」
タイ政府は31日、5歳から11歳までの子どもへの新型コロナワクチン接種を始めました。
ワクチンはファイザー製で、初日は肺や心臓などの持病がある子どもたち150人が接種しました。
タイでは年明けから一日あたりの感染者数が増え、現在は8000人台となっていて、先週には11県の学校でクラスターが確認されるなど感染拡大が続いています。
一方、子どもたちへのワクチン接種に反対する人たちは「科学的根拠がない」などとして、接種をやめるよう訴えています。
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